夏に行ったニューヨーク
ここまで3件のグルメ情報をお送りしてきましたが、今回はこのニューヨーク『最後の晩餐』に相応しい素晴らしいお店をご紹介します。
こちらのお店、とても楽しみにしていました! (^^)
ここまでご紹介したお店は、
・Hometown Hotpot & BBQ (ホームタウン ホットポット&BBQ、ニューヨーク)
・ポーターハウス(Porter House Bar and Grill)
・ザ・スミス(The Smith)
ご紹介するお店はこちら、『sushi AMANE』
ミシュラン1つ星を2年連続獲得しているお店です。
2017年7月にニューヨークにオープン
そのAMANEの鮨職人「宇井野 詩音 氏」は、あの名店『鮨 さいとう』で握りを許された数少ない鮨職人でもあります。
オープンからわずか3ヶ月で「ミュシュランガイド・ニューヨーク」史上最短で1つ星を獲得したお店として、ここニューヨークでも有名になりました。
そんな極上の『鮨』を食べたくて、こちらにお邪魔しました。 ^^
と格好よく書きましたが、本当はいつもお世話になっている鮨通の方より「是非!」とおすすめを頂いたからですが。(^^ゞ
そしてその言葉通り、本当に『行ってよかった!』と心から思えるステキなお店でした。
ホテル・グルメブログを書いていて今さら言うのもなんですが、はっきり言って「食レポ苦手」なんです。。。
「美味しいものは、美味しい!」としか表現できず、なかなか具体的にその良さを言葉にしてお伝えするのは本当に難しいです。
特に今回のレポは、どうやって伝えればよいかかなり迷いました。(-_-;)
それぐらい、このお店が素晴らしかったんです!
それでは、その時の様子をお伝えいたします。
先ずはお宿(ザ・レジデンス・バイ・ヒルトン・クラブ)の最寄の駅より地下鉄に乗ってグランドセントラル駅まで移動してきました。
先に地図を見た方がわかりやすいと思いますので、
グランドセントラル駅は、上の地図の左側にあり、そこから徒歩で約7分ほどのところに「AMANE」があります。
お店は、East 44 Street 沿い
その途中、Third Aveと交差する道の向こう側にはメゾンカイザーが
そしてそのまま東へ進んでいくと、この大きなウォールアートが見えてきます。
その手前にある小さな広場の奥にお店があります。
お店は「MIFUNE New York」です。
「いやいや違うよ~!」って思われると思いますが、ここであっています。
そうなんです、「sushi AMANE」はこの「MIFUNE」の中にあるんです。
先ずは「MIFUNE」の受付で「AMANE」を予約した旨を伝えると、横で待つようにいわれました。
既にそこには数人が「AMANE」のオープンを待っていました。
そして時間になると、女性がやって来て一斉にお店に案内を頂きます。
「MIFUNE」の左奥にある階段を下へ降りていくと、
たしかにそこに「sushi AMANE」があります
店内はこじんまりとしていて、カウンター席が8席のみ
先ずは飲み物のメニューを拝見
「sushi AMANE」には食事のメニューはありません。
「OMAKASE(おかませ)」コース($250++/人)のみ
さて、これまでお付き合いいただいたPさんへの感謝と最後の晩餐に乾杯!
コーラで失礼! (^^ゞ
どんなものが出てくるのか、ドキドキしながらカウンターの中の様子を伺います。
それでは頂いたものを順にご紹介いたします。
〇クエの刺身
〇マナガツオの酒蒸し
カウンターの向こうでは雲丹が準備され始めました。
私、雲丹あまり好きではないのよね~ (・_・;)
さて、どうしようか・・・。
〇雲丹の食べ比べ
・天草産 赤雲丹(右上)
・北海道 雲丹(左)
・福岡産 雲丹(右下)
うん、美味しい!
生まれて初めて雲丹がこんなに美味しいことを知りました。
しかもそれぞれに味の特徴があり、甘みや滑らかさが全然違います。
特に天草産の赤雲丹は、本当に甘くてビックリ!
カウンターの上では次のお料理が準備されています。
あれは何かな???
っとその前に、急に手渡しでポンッとやって来ました。
〇平貝の海苔巻き(佐賀の初摘み海苔使用)
〇北海道産 毛蟹
いよいよ、握りの準備が始まりました!
丁寧に1切れづつスーッと包丁で切られていきます。
そして、大好きな「イカ」も登場しテンションがUP!!
本当に一つ一つの作業がとても丁寧で、ついじーっと見入ってしまいます。
〇甘鯛
手前にある大根おろしを添えていただきます。
さてと、いよいよ握りがスタート!
まずはキュウリとしょうがの角切りが出てきました。
では、ここから握りを一気にご紹介!
フエ鯛、かつお、目一鯛昆布〆
白海老、マグロの漬け、トロ
アオリイカ、車えび、アジ
のどぐろ、紫雲丹(サンタバーバラ産)、穴子
車海老は茹で立ての熱々をその場で皮をむいて、さっと握って出されました。
あの殻をむくの、かなり熱かったかと・・・。(@_@;)
〇お吸い物
〇ネギトロ巻
その頃、向こう側では何か黄色のものがカットされていきます。
あれ、なんだろうか???
そして出されたものがこちら
〇玉子
まるで高級プリンの如く、ものすごく滑らか!
ここまで流れるように、絶妙なタイミングで出てきました。
気が付けばあっという間で、まるで夢でも見ているような感じでした。
素人のわたしが偉そうにいうのもなんですが、「ネタとシャリが一体化」していて口にするもの全てが舌の上でとろけてスーっと無くなる感じなんです。
今までお寿司を食べている時は、「しゃり、そしてその上にネタ」という感覚だったんですが、こんなにシャリの存在を感じさせないお寿司、初めて食べました!
本当に最初から最後まで、職人の技と美味しい寿司に酔わされたひと時でした。(´∇`)
さすがは『若き天才』といわれるだけありますね。
またニューヨークに来たら、行きたいお店が一つ増えました。 ^^
AMANEで最後の晩餐を堪能した後、お店の入口でPさんと再会を約束してお別れしました。
忙しい中この2日間を私達にお付き合いを頂き、本当にありがとうございました。
楽しかった夏のニューヨーク
最後の夜をその余韻に浸りながら、お宿へと戻っていきました。
sushi AMANE(スシ アマネ)
245 East 44th Street, New York, NY 10017(Base1)
電話番号 212-986-5300
営業時間 Mon~Sat 18:00~23:30(L.O 22:30)
定休日 日曜日
座席数 カウンター8席
https://www.sushi-amane.com/