9月の台湾旅行からお伝えする最後は、なんと珍しく観光に行った「龍山寺」
正式名称は「艋舺龍山寺」と言います。
台湾の代表的なパワースポットでもあります。
そんな龍山寺に、初めて夜に行ってきました。
行き方は、地下鉄の龍山駅下車し、1番出口から外に出ればすぐお寺が見えます。
念のため場所はこちら ↓
こちらが、艋舺龍山寺の正面
この龍山寺は1738年に創建された台北市内最古のお寺でもあります。
2018年11月に国定古跡に指定され、台湾に訪れた外国人が訪れるべき「四大観光地」の一つです。
ちなみに「外国人が訪れる四大観光地」とは、
・国立故宮博物院
・中正紀念堂
・龍山寺
うん、確かにどれも何度か行ったことがあります! ^^
台北市内には、もう一つ行天宮というお寺もあります。
こちらは三国志の英雄・関羽を商売の神様として祀っています。
ここ龍山寺は、聖観世音菩薩(観音さま)をご本尊様としてお祀りしております
ご本尊様以外にも色々な方が祭られているのがこの龍山寺が人気な理由でもあります。
人気処はこの辺りかな。
・文昌帝君(日本の天神様、受験の神様)
・關聖帝君(三国志の関羽、財運招來、商人の神様)
・註生娘娘(子宝、安産の神様)
・月老神君(月下老人、恋愛・縁結びの神様)
ほかにもたくさんの神様が祭られているのですが、私が行ったこの日も上の5か所には沢山の人がいて、熱心にお参りしていました。
この龍山寺、もちろん参拝に来られる方が圧倒的に多いのですが、実は建物自体もとても素晴らしいんですよ!
龍山寺は伝統的な中国の 四合院宮殿式を採用しており、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と「回」の形(回廊)に構成されています。
その装飾を一つ一つ見ながら歩いて回るのも、また違った龍山寺を感じることができて楽しいです。
それでは夜の龍山寺の様子をお送りしましょう。
まずは正面にある門をみると、正式名称の「艋舺龍山寺」と書かれていますね。
この門の右側から中へと入ります。
この龍山寺は、右から入り左から出るという決まりがあります。
その中にはもう一つ門があります。
上にはとてもきれいな赤い玉が輝いていますね。
中に入ったすぐ右手には滝があります。
昼間来た時はそのまま通りすぎていたのですが、夜はとても幻想的なのでこの前で写真を撮っている人が沢山いました。
それでは右側から「前殿」へと進みます。
中に入る時は敷居は踏まずに「左足から」ですよ~
中に入ると、前には本殿が見えてきます。
右手に売店がありますので、ろうそくやお線香を買われる方は先にそちらへ
火は前殿の入口側(本殿に向って右手)の角にあります。
そしてまずは左手にある前殿へ
1.お線香を頭上に揚げて3回頭を下げる
2.名前・生年月日など自分の紹介をする
3.願い事を伝える
お参りの基本セットは、ろうそく2本とお線香7本
・ろうそくは前殿の左右の燭台へ
・お線香は7箇所の香炉へ1本づつ立てる
(前殿、本殿、後殿5箇所)
参拝の順番はこれをみると分かりやすいです。
※NIKKEI STYLE様より拝借しました。
まずは前殿(三宝仏・釈迦三尊)から
皆さん熱心にお祈りしています。
ここで左右の燭台にろうそくを、そして香炉にお線香を1本立てます。
前殿でお参りをした後、上を見上げると天井がとてもカラフルな細工がされて綺麗だったので、思わず見とれてしまいました。
ぶら下げられている大きな提灯にも龍が描かれています。
そしてこの後で本殿へと進みます。
前殿からみた、御本尊(観世音菩薩・普賢菩薩・文殊菩薩)を祀った本殿の様子
本殿でお参りをし、香炉にお線香を1本立てます。
本殿からふと空を見上げると、前殿の上には月がみえていてより幻想的に見えました。
本殿の参拝が終わったら、次は右側より裏手にある「後殿」へと進みます。
ここからは願い事に応じて好きなところをお参りします。
場所によってはかなり込み合いますので、手荷物やお線香の火には充分注意してくださいね。
香炉にはたくさんのお線香か立てられていますね。
参拝が終わり前殿の横から外に出ると、右手には綺麗で力強い龍の社が見えてました。
その袂にある池にも、龍の噴水があります。
dragonladyとして、偉大な龍の先輩方が沢山みえるここ龍山寺は荘厳でとても心が洗われる癒しの場所でもあります。
昼間の様子もいいのですが、夜は綺麗にライトアップされていることもあって、また違った雰囲気がありとても素敵でした。
また夜の方が観光客も少なくて参拝も落ち着いてできる気がしますので、願い事がある方にはお勧めですよ。 (o^^o)
艋舺龍山寺
台北市廣州街211号
電話番号 02-2302-5162
営業時間 06:00~22:00
定休日 無休
http://www.lungshan.org.tw/jp/index.php